東京湾アクアラインは便利に利用されている一方で、交通量の増加により渋滞が問題となっています。
このページではアクアラインの渋滞の原因についてまとめます。
坂道の法則
東京湾アクアラインは東京湾を横断する高速道路ですが、木更津側がアクアブリッジ(最高40.85m)で高く、川崎側がアクアトンネル(海面下60m)で低いので、大きな高低差があります。
特に、アクアトンネルの入口と出口にあたる川崎浮島ジャンクション付近、海ほたるパーキングエリア付近で土日祝日を中心に渋滞が発生します。
これらは、『緩やかな上り坂から急な上り坂』、『急な下り坂から緩やかな下り坂』といったように勾配が変わる場所で、「坂道の法則」と呼ばれるように無意識のうちに速度低下してしまい、それが後続車に影響して渋滞が発生してしまいます。
【!】坂道で渋滞が発生しないよう、予め車間距離を十分とった上で、一定速度で走るように心がけましょう。
合流・分岐での速度低下
アクアラインの路線中には、「木更津金田IC」「海ほたる」「川崎浮島JCT」など、合流・分岐のポイントがあります。
特に、アクアトンネルを川崎側に出たあとは、川崎方面・東京方面・横浜方面と複数の分岐があるため慣れていない人には分かりづらい場所です。こうした分岐は速度低下が起きやすく、渋滞にもつながりやすいのです。
【!】予め地図などで、全体のルートや分岐の場所を調べておきましょう。
ピーク時間のアクセス集中
坂道や分岐・合流など道路の特徴による原因に加えて、主にレジャー目的での利用が増える土日祝日では通行の時間帯が重なり大渋滞につながります。
特に、房総半島でのレジャーを終えた車が東京・神奈川方面に帰宅する夕方の時間帯(15時〜20時、ピークは17時)には、上り方面の車が殺到するため、海ほたるから木更津金田IC以降まで車列がつながってしまうなど大変な渋滞となります。
【!】周辺の商業施設ではオフピーク通行のため、さまざまな割引きプランを用意していますので、お食事やショッピングなどをお楽しみいただき、なるべくピークを外して通るようにすることをオススメします。